Esin インタビュー #1

Esinワークショップって、実際どんな感じなの? そんな疑問に答えてくれたのは、デザイナーのEriさん。2015年2月に東京で開催されたワークショップに参加されました。
受入れられないときでも、自分らしくいられる強さ。
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ワークショップの印象は?

5つの宿題を同時にこなさなければならず必死でした。10日間の長丁場だからこそ、スポーツみたいに身体に残るものがあります。PCがなくても、頭を切り替えればいろんなことができるのだと気づきました。立ち止まりながらも考えをスピーディーに展開する癖がつき、孤独にも強くなって、ふくよかにものを見れるようになった気がします。

特に面白かったレッスンは?

ジョンの授業のすべて。ジョエル・バウマンのテクノロジーに対する考え方。図書館で資料を調べるプロセス。フィードバックがいつも楽しみでした。自己流から、またひとつ進化できた感じ。仕事は才能じゃない。興味をもって学び、語り、出会うことで、できる作品の幅がまるで変わってくることが理解できました。

印象的なアドバイスは?

線の描き方が変だと3回くらい言われましたが、紙と鉛筆でやってみるように促されて、実際にすごく気持よく描けたことに驚きました。「相性のいいものを探してきなさい」「自分をなくしなさい」というアドバイスはまったくその通り。手を動かすことができないときには、他の参加者の作り方を見せてもらい、自分なりに真似てみることで参考になりました。

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方法はいくらでもある。

ワークショップで体得したことは?

一流クリエイターの制作プロセスを真似ながら「方法はいくらでもある」と学びました。「デザイナーなんだから格好いいの作んなきゃ」だけでなく、自分がよく知らないことを正直に認めながら、どのように良いものを作るのかというスタンスに変えることも必要です。図書館での調査など、わからないなりの捉え方、課題とのすり合わせ方、アプローチの方法をEsinで学びました。

ワークショップ後の実感は?

自分の個性の再発見。「無理していろんなことをしなくていいのだ」と目標を減らし、相手に受入れられないときでも自分らしくいられる度胸がつきました。ワークショップから2ヶ月が経ちましたが、気持ちが萎えることはありません。あれから休みなく、ずっと宿題を続けている感覚。学び続ける姿勢、納得できないことへの対処法、心の立ち位置などにワークショップの経験が役立っています。

制作へのアプローチに変化は?

以前はよくわっていなかった「課題の作り方」を理解しました。嫌なクライアントとの付き合い方も、すべてが自分次第だというのはジョンの言葉。「人と意見が違って何が悪いの?」というリーダーたちの態度を見て、もっと堂々と発言できるようになりたいと思いました。プロフェッショナルな国際社会のあり方を垣間見た思いですね。

自分で課題を作り、どんな人とでも働けるようになる。
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アイデアやコミュニケーションに変化は?

インスピレーションは神から与えられるものだと思っていました。どうしていいのかわからないときには「自分には才能がない」と諦めていましたが、経験や情報や勉強で自分らしいやり方に出会えると知りました。自分の考えを話せるようになり、キャッチボールのようにアイデアの交換が起きています。考え方の幅がどんどん広がっていく感覚は、特にオフィスで仕事している人におすすめです。

Esinに参加してよかったことは?

「こんな状態ではヤバイ」という震えるような自己認識から始まりましたが、笑われても構わない、自分のやりたいことをやろうという自信がつきました。自分が本気で楽しいと思っていることは、必ず伝わります。孤独な状況になったときに、取り組み方を思い出させてくれるのがEsinワークショップ。まだ終了して4ヶ月ですが、自分が生まれ変わる宝物のような経験はまだ続いています。